日本・大阪IR特設ページ


IRとMICEはなぜセットで語られるのか?
IRと聞くと、どうしてもカジノの話が先に浮かびやすいと思います。ですが、日本で考えられているIRは、カジノだけがメインの施設ではありません。
観光庁では、MICEを企業の会議、報奨・研修旅行、国際会議、展示会・イベントの総称と説明しています。つまりMICEとは、人を大きく集めるビジネスイベントの集まりです。 日本のIRも、こうしたMICE機能をホテルやエンターテインメントと一体で整備する考え方が前提になっています。
MICEがあると「来る理由」が増える
IRとMICEがセットで語られる一番の理由は、来訪のきっかけを増やせるからです。カジノだけでは、興味を持つ人はある程度限られます。
ですが、展示会や国際会議、企業イベントが開ける施設があれば、仕事で来る人、学会で来る人、イベント参加で来る人など、幅広い人の流れを作れます。
しかも、その人たちは会場だけで終わらず、ホテルに泊まり、食事をし、周辺を観光する流れにつながりやすいです。 MICEは単なる催しではなく、街に人を呼び込む入口として大きな役割を持っています。
IRは「滞在してもらう仕組み」を作りやすい
ここでIRの強みが出てきます。大阪IRの計画でも、国際会議場や展示等施設、宿泊施設、送客施設、エンターテインメント施設などをまとめて整備する形が示されています。
たとえば会議や展示会で大阪を訪れた人が、そのまま施設内や周辺で宿泊し、別の日に観光へ回る流れができれば、短時間の来場で終わりにくくなります。
大阪IRでは、最大会議室6,000人以上、全体で約12,000人以上を収容できる国際会議場と、約2万㎡の展示施設が計画されており、MICEを本格的に受け止める拠点として位置づけられています。
IRがカジノ以外で果たす街づくりの役割
これらのことからIRとMICEは切り離して考えにくいです。カジノはIRの一部にすぎず、本来はMICEを軸に人の流れを作り、宿泊、観光、買い物、食事まで広げていくことが大きな狙いです。
日本のIRはカジノだけでなく、MICE・ホテル・エンタメを一体整備する複合施設計画として紹介されています。IRとMICEがセットで語られるのは、遊ぶ場所を作るためではなく、都市に継続的なにぎわいを生み出す仕組みとして考えられているからです。